DMC2008の口火を切る第1陣、応募段階からさまざまな駆け引きが繰り広げられ、結果的には昨年の応募を大きく下回る18名のエントリーとなった。しかし、ファイナル経験者のDJTAKAKI、諭吉、DJ BUNTAが繰り広げた代表2枠の争いは、誰かしら1名は脱落するという過酷なサヴァイバルレースとなった。
司会のダースレイダーが抜群のマイクさばきでスタートした予選、注目の3者に追随したのは、久々のバトル復帰で賑わせた440が4位、そしてリズムキープの安定感とテクニックで魅せたO-ishiが5位、オールチェンビで切れ切れのスクラッチスキルを見せた KEMURI THE DJが6位で予選を勝ち抜く。一方、注目の3強は、自らのスタイルをぶれる事無く前面に押し出した結果、DJ BUNTAがほぼ満点の29ポイントでトップ通過、つづいたのはDJ TAKAKIが23ポイントで2位、そして20ポイントで諭吉が3位につける。
迎えた決勝は、このバトルの空気を支配した3強に絞ってリポート! まずは、ヴィデオ審査の段階で1位を獲得していた諭吉。ハードコアヒップホップのイメージを覆し、意表をつくダンクラの選曲。ドナサマーのホットスタッフをタイトなドラム攻勢で決める。の、予定だったはず。ヴィデオ審査ではここからマイケルジャクソンのブラックorホワイトの強烈なボムネタを決めていた。しかし、本番の怖さというか、前半のネタで針飛びという試練が襲い掛かり、このクラシックになりうる良ネタの魅力を披露する事は適わなかった。
そして去年の日本2位、DJ TAKAKI。ロックとドラムンの邂逅で完全に一皮も二皮もむけた勢い、45回転を33回転にローダウンさせエレクトロ・ヒップホップ感の演出、何よりプレイを楽しむグルーブ感あるスタイルは、世界の舞台に必要なオーラを完全武装していた。
決勝のトリをつとめたのは、DJ BUNTA。ワードをつむぐその技術、オールドスクールな選曲の奥深さといい、ヒップホップ IQの高さに毎度驚かせられる。過去ネタを更にビルドアップさせ、魅せ方をわきまえたクールなB-BOY度数、ヒップホップに対する愛情をダイレクトにフロアーへ伝える。結果、開幕戦となる関東の頂点に立ったのは、常に関東2位に甘んじていたDJ BUNTAが23ポイントで優勝を決め、3P差でDJ TAKAKIが2位に滑り込んだ。ファイナルでの決着が期待される!











